先日の朝、小学校で児童の登校を見守っていると、ほどなくして、
私の知ってる保護者のお母さんが来られました。
今日は何の用事で来られたんですか、と尋ねると、
児童に「読み聞かせ」をするとのこと。
当PTA(私がPTA会長なのです)では、ふれあい文庫委員会というのがありまして、
その活動の一つが、「読み聞かせ」の活動です。
委員会の名前は、母親文庫、という学校もあると思います。
母親だけではないぞ、ということで、最近は(うちの市内では)ふれあい文庫、
と言うところも多いようです。
実際、その日は、男性の保護者も活動して頂いているようでした。
さて、この「読み聞かせ」、実は子どもの教育にはとても良いそうです。
これは、私がヒプノセラピー(催眠療法)の勉強会に参加していた時、
講師の先生が突然(のように私には聞こえた)、
「読み聞かせなんかは良いですよね」
とおっしゃったのです。
この勉強会の内容となんの関係があるのか、一瞬分かりませんでしたが、
どうやら、潜在意識の話と関係あるようでした。つまり、
人間の意識には、顕在意識と潜在意識があり、
それぞれ10%と80%(残りは胎児期の原始記憶)を占める。
大人の場合、顕在意識と潜在意識とは膜で仕切られており、簡単には行き来できない。
その膜ができるのが8歳~9歳の頃である。
つまり、その年齢までは、人の言ったことや外界の出来事なども、
ダイレクトに潜在意識に入っていける。
逆に膜ができた後は、ダイレクトには潜在意識には入り込めないので、
それなりの工夫が必要となる。
さて、乳幼児の場合、古典や良い文学、物語など、たとえ意味が分からなくても、
読み聞かせをしてあげれば、潜在意識にインプットされ、
よい教育効果が得られる、後々良い影響がでる、ということです。
PTAで活動していた読み聞かせが、このような分野とつながっていたとは知りませんでした。
素晴らしいエビデンス?です。
これは、生物学的教育論にも関係する話ですが、それのご紹介は、また後日にでも。
最後に、逆の注意ですが、
潜在意識にダイレクト入ってしまうということは、
悪いものも入ってしまうということです。
トラウマにもつながります。
身近なことでは、ゲームです。
過激なシーンの存在するバイオレンス的なゲームをしていると、
例えば、殺人なんかがなんとも思わなくなり、
潜在意識の中で殺人衝動が形成されることもあり得ると思います。
実を言うと、トランス状態(例えば、何かに没頭している状態)にあると、
潜在意識へ通じやすなります。
つまり、ゲームをやっていると、トランス状態になり、潜在意識へ通じやすくなります。
変なゲームをやっていると、
どんどん変なものが、潜在意識に取り込まれていくことになります。
要注意です。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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